
第3回 かかりつけ薬局
あなたはどこの薬局を利用していますか?と聞かれた場合、病院の近くの薬局です、と答える人が多いのではないでしょうか。利便性を考え、医療機関の近くには必ずといっていいほど薬局があります。でも私たちには薬局を選ぶ権利もあるのです。できるならば、自分の納得する薬局を選んで欲しいと思います。
『かかりつけ病院』や『かかりつけ医師』をもっている人は多いですが『かかりつけ薬局』はあまり聞きません。でも患者さんのメリットを考える時、どこの医療機関で発行した処方箋であろうと、決まった薬局で調剤してもらうほうが良いと思います。
10年以上も前に抗癌剤を服用している人が、皮膚科で処方してもらった帯状疱疹の薬を内服したため、相互作用で15名も死亡し、大きなニュースになったことがあります(ソリブジン事件)。その件もあり、薬の情報の重要さが認識されるようになりました。

日本薬剤師会は薬の安全性から『かかりつけ薬局」を推奨しています。常に同じ薬局を利用すればくすりの重複投与、相互作用、副作用のチェック等、確実にできるからです。いろいろと説明してくれ、質問にもきちんと答えてくれる薬剤師がいるところを選んでくださいね。ご指名の薬剤師が対応してくれる・・・そんな薬局が多くなるのを期待しています。
それでも、やっぱり便利な門前薬局(医療機関の近くの薬局)を利用したい人は≪お薬手帳≫を必ず持参し、記録してもらっていれば安全性は確保されると考えられます。
ただ門前以外の薬局では繁用していない薬は備蓄していないことがあるので、土日や時間外には問い合せをした方がいいかもしれません。
Writeen
by こーこおばさん
更新日:2009年8月1日
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小学一年生を筆頭に4人のお孫さんがいるとは思えない超アクティブ派。 24年間の病院勤務ののち、現在は薬局で週2日をこなすママチャのアドバイザー。超簡単お料理レシピが大好きという気さくな薬剤師さんです。 |