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 HOME > 特集一覧 > 腰痛ファイル第1回「腰痛」

  
 
腰痛キャリア組のルッコラです。
子育てがひと段落したい今、長年の腰痛から解放されたくて、
府中で腰痛がよくなる所がないのか調べてみました。
名付けて、府中でルッコラと同じく腰痛に悩むママ達に送る「腰痛ファイル」!
一緒に腰痛の痛みから解放されていきましょう!
    



腰痛キャリア組のルッコラです。子育てがひと段落したい今、長年の腰痛から解放されたくて、府中で腰痛がよくなる所がないのか調べてみました。名付けて、府中でルッコラと同じく腰痛に悩むママ達に送る「腰痛ファイル」!  
 
第一回目は府中町でケヤキ並木通りに面した人気の「カナエ接骨院」の整体師・伊東先生から腰痛について聞いてみました。敵を倒すにはまず敵を知ることから。腰痛について伊東先生にとても分かりやすく教えていただきました。
 第2回では「カナエ接骨院」についてご紹介するので、楽しみにしていてください!   

                カナエ接骨院
                伊東さん
                                                  

以前、腰痛ヘルニアと診断されたルッコラですが、
  ヘルニアでも腰痛を訴える人と、そうでない人が
  いるそうです。どうしてでしょうか。

 
:慢性腰痛の病態はとても複雑です。整形外科で定義された病名でも、その病名においての症状とその方の症状が必ずしも一致するとは限りません。ここで問題になっている椎間板ヘルニアや老人に多い脊柱管狭窄症でも同じような症状を訴える場合もあれば、そうでない場合もあります。
 医科学的な説明によると、椎間板ヘルニアは椎間板という腰の骨と骨の間の軟骨(上下の腰椎をつなぎとめ、体重を支え、ショックを吸収する役割)の変性によるもので、その椎間板は周りを線維(せんい)輪(りん)、中心に髄核(ずいかく)とよばれる水分に富んだ組織で構成されており、主に髄核が左右後方、または後方に突出して、神経を刺激することで起こる腰の痛み、または下肢痛(痺れ)を主訴とする腰痛とされています。ここで症状を左右するひとつの基準は、突出のしかたにあるものと思われます。すなわち、突出のしかたや場所によって症状が強くでることも、全くの無症状の場合もあると考えられています。そこに上記のような神経血流の要素が付け加えられることでさらにその症状の形態は複雑化するものと考えられます。
 
 
 
女性と男性ではどちらが腰痛の人が多いのですか?
 
: これはやや言及しにくい分類のしかたと思われます。慢性腰痛という複雑な病態から、男女比についての信頼性の高い論文や科学的根拠は得にくいものと考えられますが、椎間板ヘルニアで男女比は2〜3:1で男性の方が多いとする見解を示す比較的信頼度の高い結果はあるようです。
 一説によると、女性の腰痛に関しては特徴的なのは、加齢と経産回数に応じて頻度が増加するなどとする考えです。これは経産による骨盤を支える靭帯の弛緩によりおこるものとして近年注目されているようです。また、月経時に腰痛を訴える方もいます。これは、椎間板などの腰椎に由来するものではなく、臓器の痛みがそのレベルの皮膚領域に痛みを引き起こす現象(内臓―体性反射)によるものと考えられています。また、下記にあるような20代〜30代における出産をきっかけとする生活環境の変化や加齢に伴う椎間板自体の変性は、女性に特徴的と言えるかもしれません。
 
 
 
ストレスで腰痛になるということもあると聞きました。
 
: これを一般的には心因性の腰痛などと言います。心身症に絡めて考えるならば、身体的症状に心理社会的因子が密接に関わった状態、すなわち、その腰痛がストレスや情動と関わっっていると考えられる状態にあるということになると思います。これを簡単にいうと、不安や緊張によって筋肉が緊張(交感神経が興奮)し、筋肉内の毛細血管が細くなり、血流が悪くなる。そこに活動の結果得られた老廃物が停滞し、それ自体が痛みにつながるという考え方です。ストレスや情動の不安定さがなくなれば、血流がもとの状態に戻り、痛みの原因になる老廃物が流れていくので腰の痛みも消えると考えることもあります。しかし、これはあくまで仮説であり、その実態を証明できる真実に近い科学的根拠はありません。ただ、レントゲンやMRIに写らない原因不明の腰痛を考える上ではひとつの重要な方向性といえるのではないでしょうか。
 
 
 
年をとると女性は腰痛になりやすいんですか?
 
:骨粗鬆症のリスクに関しては、男女比1:3という科学的根拠があります。これはご存じとは思いますが、閉経後、血中のエストロゲンというホルモンの減少によりもたらされるものと考えられています。必ずしも骨粗鬆症だからといって腰痛に結び付けることはできませんが、ちょっとした尻もちや転倒で圧迫骨折などのリスクを伴い、腰痛を訴える方を私も多々見てきています。これまでは一般的に「骨密度」に注目して骨粗鬆症を考えていましたが、最近では「骨質」といって骨を構成するコラーゲンの重要性を示唆する考え方もあるようです。
 
 
 
座りっぱなしで筋肉を動かしていないと腰痛に
  なるっていうのはどうしてですか。

  
:筋肉は、収縮運動を繰り返さなくても部分的に固くなってコリ状態になります。デスクワークなどで同じ姿勢をとっていた後に筋肉をほぐしていくことで、コリや筋肉のバランスの悪化を予防できます。
 
 
 
腰痛を軽くするためにストレッチをするといいと
  よく聞きますが、なんでストレッチをすると
  いいんですか?

 
:筋肉というのはミルフィーユのように重なってつくられています。力を入れるとその重なりがギューっと縮まった状態になります。筋肉というのは縮まることはできるのですが、自力で伸ばすことができません。縮まったまま繊維や血管や神経が圧迫されます。そうすると血流が滞って傷みが出ます。しかし、同じ動作を特定部位に負荷を掛けると、その部位の筋肉は、硬い状態になり弾力性を失ってしまします。
逆に筋肉は伸ばすと血液循環がよくなり、酸素や栄養を運ぶ血液が筋肉の隅々にいきわたり、疲労物質は取り除かれ、筋肉の再生がスムーズに行われるようになります。
 
 
 
ストレッチしたら昔より体が硬くなった気がしました。
 
:体にはたくさんの関節があります、特に手指は数が多かったり、また、手首の関節は、かなり複雑となっています。その筆頭が脊椎(背骨)です。ここは関節だらけです。
昔より体がかたくなっとよく聞きますが、これらの関節は使わないと、拘縮といって固まってしまいます。しかもとても短い時間で固まってしまうというのです。怪我なんかしたときに、ギブスとかすると、全然怪我とは関係のない関節も動かなくなってしまいます。
その動きが悪くなった関節を治すためなのが、リハビリテーションなんですね。
関節は簡単に動かなくなってしまうので、いつもある程度、意識的に動かしてやらなければなりません。つまりストレッチを日常に取り入れるのが大切です。
 
 
 
治療はどうするのですか?
 
:一度なってしまったヘルニアは治ることはありません。手術という手段もあります。しかし、手術をしなくても症状を軽減することはできます。体質や生活環境によっても痛みの度合いが異なってもきます。我慢して症状がよくなることはありません。症状が続くならば、一度、病院へ行くことをお勧めします。痛み止めを飲むというのも手です。また接骨院などでマッサージや鍼灸をうけると症状が軽くなります。



                         カナエ整骨院
                          伊東 純一
                        2011年6月10日